NHK技研公開2017へ行ってきた!
NHK技研公開2017へ行ってきました。
WebRTCの受信機試作。
WebRTC(Web Real-Time Communication)は、ブラウザでリアルタイムなコミュニケーションを可能にするAPI。プロトコルにはUDPが採用されています。
バレーボールコートを模したスタジオに複数のカメラが設置されていて、そのカメラからの映像をリアルタイムに表示、切り替えできるというデモを行っていました。
現状はTVでは対応できないため、Chromeを使用しているとのこと。
世界初の8K生中継実験。
8K対応の機材たち。スイッチャー、テロッパー、フレームシンクロナイザー、レコーダー。
少し離れたホールから、映像を中継。8Kカメラは、ものごっつい恐竜みたいになってました。ハチケーザウルスと密かに命名。
ほかにも8K関連がいろいろ。
4Kだけでも編集とか録画とか大変な状況なのに、オリンピックに向けたNHKの執念をも感じます。
面白かったのは、地下の展示にあった 2K/4K/8Kのモニターサイズと画角の研究結果。
一定数の人に、複数のコンテンツや異なるサイズ、解像度の映像を見てもらって、それぞれの解像度でどのくらいのサイズがベストなのかを研究しているそうです。
TVまでの距離は、大体1.5mくらいなので 8Kモニターになってくると80~100インチはないと意味がないそうです。
そのころには液晶はなくなって、有機ELが主流になっているんでしょうね。
昭和を振り返るコーナー。
SONYのテープレコーダー。
去年のInterBEEでも、池上通信機の特設ブースに展示してあったブラウン管の、行灯のような光の美しさにほれぼれしてしまったのですが、やっぱり昔の機械は萌える!!!
ああ、かっこいい。。。
あああ、楽しそう。。。
HITACHI製 2インチのポータブルVTR。
ほしい。部屋に飾りたい。。
1970年代の撮影風景。2インチポータブルをかついでいます。お疲れ様です。
土曜日に行ったのですが、社員食堂が解放されていたので 昭和を想いながらカレーを食べました。
森のような砧公園を眺めながら機材と放送に思いを馳せた一日。来週からもがんばるぞ!