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ガス冷却 その後


ガス冷却はもちろん装置にもよるのだろうけれど
水冷ほど柔軟に環境に合わせにくい

前回QuadCoreという制約があり
それを零下で走らせるには3.6GHzが限界だった

しかしDualCoreだと状況は全く変わる
4.4GHzのCPUを-7度で安定して走らせることが出来た

電圧などは全てオートのまま
冷却装置も完全にケース内に収まった状態で
4.4GHzのCore2Duoと700MHzにクロックアップしたGTX280を走らせられるのは
なかなか素晴らしい環境だ

今回のガス冷却は試作品ということもあり若干能力を抑えめに作ったのだと思うが
DualCoreCPUとの組み合わせはなかなかのものだった

5GHzでも立ち上がるのが素晴らしい
しかしとても常用出来る物では無いが
あと少し冷却能力を上げれば
5GHz常用もいけそうな気配であった

4.8GHz付近なら常用出来るが
温度が上がってしまってガス冷却のありがたさ満足度が低い
マイナス何度というCPU温度表示を満喫するには
4.4GHzがちょうど良い感じだった

しかしDualCoreとはいえ-7度で4.4GHzというのは落ち着いて考えれば凄い
たぶん冷却能力さえ上がればQuadCoreでも零下にて4.4GHzを堪能させてくれるだろうし
電圧を上げられるなら5GHz常用も可能だろう

難しいのは冷たい管やヘッドに付く水滴で
どうしても湿気が水や氷になってしまう
これを絶対に基盤に落とさないようする必要があるが
24時間365日稼働している様な環境ではそう簡単で無いかも知れない

もっとも零下にしなければ水や氷も出ないし
たとえCPUを10度に保てるだけでも
空冷や水冷とは全く異次元の環境が作れる
おそらく完成品には温度センサーとコントロールユニットが付き
オーバークロックから静音・安定志向まで
スイッチ一つで切り換えられるようになるかも知れない

ThermalTakeは水冷の会社でもあるので
CPUはガス、VGAチップセットは水冷
もしくは水冷の冷却液を5度程度に冷やしてくれる装置が作れれば
これはまさしく理想的な冷却環境が実現する

7月にThermalTake本社の社長とお会いしたがなんと30代であり
日本ThermalTakeの社長はビルを建てて会社と一緒に暮らしてまでいる

ThermalTakeはとても期待できる
世界的に見ても希有なPCパーツ関連企業だ

パソコンに驚くような可能性を与える装置を
これからも出し続けて欲しいし
兎に角このガス冷却装置は実用化し
手に届く価格での販売を期待したい!!