Core i7 オーバークロック i7-920 は凄い!!
正直驚いてしまった
Core i7(Nehalem)はi7-965は良いけど920等はCore2にとても敵わないだろうと決めてかかっていたのだが
一言で言って 凄い!!
クロックこそ3.6GHz程度だが
その時の電圧の低さ
そして何よりその処理能力
4.0GHz の Q9550 より確実に速い
いくつかのベンチで3.6GHzのi7と4.0GHzのQ9550を比較してみる
その前にお約束のSandraでのCPU処理能力は
ごらんの通り途轍もなく速く
4.2GHzのi7-965 92314MIPS 81694MFLOPS と比べても
3.6GHz i7-920 82217MIPS 76989MFLOPS とひけを取らない
価格の差を考えると、メチャクチャお得だ
SUPER PI も 11秒とi7-965 4.2Gの10秒と1秒しか変わらない
3DMARK VANTEGE に至ってはi7-965と同じと言っても良い
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それでは実際にCore2 Q9550 4.0GHzと比べてみる
上がi7-920 3.6GHz
これが Q9550 4.0GHz の SuperPI の結果
全く同じといって良い、4Mではi7-920が6秒速い
上がi7-920 3.6GHz
これはQ9550 4.0GHz
GPUのセッティングが違うので互角と言って良い、しかしCPUスコアはi7-920が上だ
しかも水冷と言うことも手伝ってかCPUの温度がとても低い
そしてレンダリングやエンコードの目安となる CINEBENCH R10
上がi7-920 3.6GHz
これはQ9550 4.0GHz
シングルコア時のスコアはクロックの差もありQ9550 4.0GHzの方が速いが
実際に使用されるQuadCore時のスコアは i7-920の方が高い
しかも気になるのはマルチコアの使用効率だ
QuadCoreなので最大4倍のところを
Q9550が3.42倍なのに対し i7-920はなんと3.97倍
つまりCPUのCore数が4倍に増えた分とほほ同じだけ処理能力が上がっている
3.97倍ということは無駄になっているのは0.03だけで
Q9550の0.38と比べると一桁違う
限りなく100%に近くQuadCoreが活用されている
流石、これがCore i7で実現されたリアルQuadCoreの力なのだろう
おそらくHTにした効果も発揮されているのだと思う
最後にメモリのスピードを測ってみた
20.59GB/秒 と もうこれは未知の領域だ
ひとこと 凄い !!
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僕はintelのご機嫌取りをしたいわけではない
むしろ現行のCore2の商品が売れなくなったら困ると思っていたのだけれど
Nehalem というか Core i7 が届いて
自分の手で組み立てクロックアップを施し
直接その力を知ってしまうと
これは素直に認めざるを得ない
簡単にファンになってしまった
使い始めてたった2日でこれだけの力を引き出せるのだから
使い慣れて、クロックアップやチューニングの癖が分かってくれば
さらに高い性能にたどり着くことも出来るだろう
気になっているのは64bit時の性能
Adobe CS4 が 64bitネイティブで12月から発売される
来年はいよいよ3GByteの制約から放たれ
64bit 12GByteメモリの世界が訪れそうだ
しかし Core2 は 32bitではとても高速なのに
64bitでは同じクロックだと何割か性能が落ちてしまう
この辺り Core i7 がどう変わっているのか
時間を取って探ってみたいと思う
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(注意)このブログは全て水冷でオーバークロックした状態で評価しています
通常メーカーやショップで購入されたPCはクロックはノーマルの状態なので
ここに書かれている結果とは大きく違うことがあります気をつけて下さい
JUNSのPCは殆どがオーバークロックされている、かなり特別な物です