JVC4Kシステム内覧会&セミナー/ケーブル技術ショー/DSJ・展示会出品ウィーク!
6月の第2週目、JUNSの製品を3つの場所で 展示、ご紹介させていただきました。
ご来場いただいてご覧いただいた方、ありがとうございます。こちらでも少しご紹介させていただきます。
1つ目は6/9・10に開催されたJVC KENWOOD様の4Kシステム内覧会&セミナー
4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY‐LS300」「GY-HM200」や分離型の4Kシステムが展示され、プロのカメラマンを講師として招いたセミナーも開催されていました。さすがにプロが撮影した動画は違う!と衝撃!すばらしくきれいな4K映像にときめきました。
その中でJUNSの4K60pターンキー Studio Ultimate 4Kも展示。
PremiereProとEDIUS Pro両方の編集ソフトが快適に使用でき、カラーグレーディングや3D/SFXなどの用途でも活躍するハイパワーマシンとなっております。
Studio Ultimate 4Kは6/10・11に開催されたケーブルテレビ関連の展示会「ケーブル技術ショー2015」でも4K実用放送開始への制度設備に向けた推奨編集機としてメインテーマゾーンに展示されました。
まもなくEDIUSPro8も発売をひかえ、PremiereProもアップデートが行われますので、ますます快適に4K編集ができるようになると期待大です!
最後は6/10~12の日程で開催されたデジタルサイネージの展示会DSJ2015。
光ファイバーで映像を長距離伝送するOPTIMANシリーズを共同開発した株式会社テラステイトさんと一緒にブースを出展、OPTIMANシリーズとLivejet、ちょっとPON!などの既存製品に、開発中のモバイルメディアエンコーダー LiveShoulder(仮)も展示しました。真ん中辺りに写っているモニターが、中野の本社からLiveshoulder(仮)からネットワークを通して幕張メッセの会場までとばした映像です。カメラとLiveShoulderを接続して使用します。
LiveShoulder(仮)については以下でも紹介しています。
そして定番商品として人気のOPTIMANシリーズ 光HDMIケーブルにHDMI2.0のモデルがまもなく登場!?ただいま販売に向けて動作テストの真っ最中です!
2015年の夏も、新製品発売に向けてますますがんばります!乞うご期待!
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BlackMagic HALLOWEENとYouTube Space Tokyo
先日発売になったばかりの4KカメラBlackmagicDesign URSAの発売記念イベント「Blackmagic HALLOWEEN」がYouTubeSpaceTokyoで行われ、YouTube Spaceがどんなふうになってるのかみたいし、URSAもみたい!ということで行ってきましたので、両方をまぜこぜにしたレポートをお届けします!
会場は六本木ヒルズの29FにあるYouTube Space Tokyo。 ハロウィンシーズンということで、会場にはかぼちゃなど、様々な飾り付けがされています。
マルチビューやらVideoHubがセットされたラックケースの上にも光るかぼちゃが。
その隣には本日の主役?Blackmagic URSA!
普段あまりこない六本木にドキドキ、初めて現物を見るカメラにわくわくしながら会場入り。 新製品と、URSAについてのお話を伺います。
イベントの内容はYouTubeで公開されていますので、気になる方はどうぞご覧ください。
第一部 15:00 – 16:00 https://www.youtube.com/watch?v=MWv32XXgHYw
第二部 18:00 – 19:00 https://www.youtube.com/watch?v=MWv32XXgHYw
まだ発売されていませんが、他のカメラを付けて、収録用のレコーダーやモニタリングとして使用するというHDMIタイプのものが、おもしろい製品だなと思いました。
Blackmagicさんの配信セットです。スイッチャーはATEM 1 M/E Production Studio 4Kに純正コントロールパネルのATEM 1 M/E Broadcast Panelですね。JUNSのLiveCommandも1 M/E Production Studio 4K、Production Studio 4Kに対応しています!
ATEMシリーズのお供にぜひご検討ください♪
さて、講演が終わって内覧です。 この期間はハロウィン特別プログラムとして映画『パシフィック・リム』などを手がけるギレルモ・デル・トロ監督総指揮による動画コンテスト「ハウス オブ ホラーズ」が開催中、YouTube Spaceはホラー仕様のセットが組まれていてその中にBlackmagic製品があちこちに置かれていました。 そのセットの中にチャッキーや妖怪人間などに扮したBlackmagicDesign社の方たちが被写体としてスタンバイしてくれていました!
液晶モニターもかなりのサイズ。4Kになると小さい画面ではフォーカスの確認が難しいので、大きい液晶はうれしいですね。
ホラーセットとProductionCamera 4K。 一緒に行ったJUNSのオーナーは「こっちでもいいなあ、いいなあ。」と何度もつぶやいていました。
シネマレンズですので、とBlackmagicさんのお言葉。そういえば、いろいろなレンズがつけられるのも特徴でした。
こちらはYouTube Spaceの貸しスタジオスペース。撮影準備でしょうか。 右手には大きな窓があり、東京タワーがそびえています。ゴージャス!
豪華なミニキッチン。火を使わないものに限定されるみたいですが、お料理の撮影ができるそうです。 この日はBlackmagicさんがハロウィン仕様のドーナツやドリンクをこちらで用意してくれていました。
普段は編集室として貸し出されているスペースではeyeonのFusionのデモも行っていました。
こちらではDavinciResolveとコントロールサーフェースの展示。
貸しスタジオスペースと用意されている機材たち。
と、イベントを満喫してきました!
社内でも、お客様でも使用することの多いBlackmagicDesign製品。これからはURSAで撮ったデータを編集するためのPC、というご依頼も増えるのかな。
4K60pとなると、現時点では編集機にもかなりのパワーが要求されますが、少しでも快適に編集できるPCをお客様に届けられるようにしていきたいものです。
なべ
ねこぢるスタンプ にゃーことにゃっ太 リリース
JUNSの会社キャラクターも手掛ける ねこぢるyさん描き下ろし LINEスタンプ「ねこぢるスタンプ にゃーことにゃっ太」がリリースされました!
https://store.line.me/stickershop/product/1034981/ja
Panasonic GH4でHD高画質ライブ配信+4K録画!
たくさんのメーカーから4Kカメラが出揃い、JUNSにも4K編集機のお問い合わせが増えてきました。
みなさんも4Kカメラ買いましたでしょうか?
JUNSにはPanasonic GH4がありますが、ノンリニア方面でのテストがひと段落したので ライブ配信でのテストをしてみました。
ストリーミングのサービスでまだ4Kがサポートされているものがないので、4K解像度でのライブ配信は出来ませんが、ノンリニア編集と同じく4Kカメラ入力をHDサイズでダウンコンし配信すれば高画質になるのでは?&4Kサイズでのローカル録画ができないか、という検証です!
使用した機材は
●Panasonic GH4
●Blackmagic Design Decklink Studio 4K
●Blackmagic Design ATEM 2M/E Production Studio 4K
●JUNS Mobilecaster
●JUNSスタジオのパワー配信PC
●JUNS OPTIMAN S 光HDMIケーブル BB(接続検証も兼ねて)
まずは、MobilecasterにDecklink Studio 4Kを取り付けてGH4をOPTIMANで直接入力!
が、画面がちらつくことがあったりで、安定しません。
他のメーカーのHDMIケーブル複数で試すも、全部同じ。
PCをより上位のスタジオ配信PCに変えて見ても変わらず。
BlckmagicDesignのサポートに確認すると、やっぱりGH4はうまく入らなかったとのこと。
ATEMの方なら、最近対応されたという話を聞きました、とのことで、急遽ATEM 2M/E Production Studio 4Kを追加。
GH4>ATEM 2M/E Production Studio 4K>Decklink Studio 4Kという流れでJUNSスタジオのパワー配信PCに入力、直接ではちらついていた4K映像が、スムーズに!
通常、ソース設定では解像度やフレームレートが表示されますが、4Kで入れると空欄に。
GH4の入力と間に挟んだATEMをHD設定にすると、ビデオのサイズとフレームレートもちゃんと出ます。
配信の設定はUstreamでサポートされる1920×1080に、ビットレートは4000kbits/s。
ローカルへの録画は3840×2160でビットレートは配信とおなじ4000kbits/sにしました。
が、1つ前の画像を見てもらうとわかるようにFPSが14.29と、本来の半分くらいになっています。
配信だけ、録画だけで試してもあまり変わらず。
配信されている画面はそこそこきれいですが、たまにかくつきます。
マシンパワーとしては、CPU使用率は少し余裕を残しているし、メモリは余裕なので、グラフィックカードをGTX780に変更。
ついでにWirecastを5に変更。
配信設定はそのままで、再チャレンジすると、FPSは27.27まで上がってかなり改善!
あと、もうちょっと!ということで、Wirecast5からの機能 エンコーダーをH.264からx264にしてみたところ、安定して30FPSでの録画配信を同時にこなせることを発見!
画質の比較にWirecastで録画したGH4のSDカードに保存した動画をPremiereProのフレームを書き出しで書き出してみました。
ちょっとそのままだと大き過ぎるので、一部分だけトリミングしたものをご紹介しますね。
★Wirecast 5 3840×2160 4000kbits/sでローカルへ録画
★GH4 SDカードへ録画 3840×2160 30p 100Mbps
もちろんSDカード保存の100Mbpsには比べるべくもないですが、結構がんばったのではないでしょうか。
PCの機能的にはまだ余裕を残しているのでもうちょっと高画質録画ができるような気がします。このあたりは追々詰めていきたいと思います。
そして、ライブ配信の方の成果はこちら!
YouTubeLiveでテスト配信をした時のアーカイブです。
ぜひ設定で1080pHDにしてフルスクリーンでみてみてくださいね。
※HTML5モードになっていると1080pHDがでないみたいなので、出ない場合は通常プレイヤーに変えてみてください。
動きをみるのにWirecastロゴを入れているので見にくいかもしれませんが、向こう側のバス停の文字も読める程の高画質。雨が降っていて条件の悪い中、かなりきれいに配信できているのではないでしょうか。
Ustreamでも、同等の画質設定で試したところ、ほぼ同等の結果が得られました。(見た目はYoutubeの方が、より綺麗に感じました)
この設定でライブ配信をリアルタイムで快適に見られる人はそう多くはないかもしれないので、視聴者が画質を段階的に選択できるYouTubeLiveの方が、多くの人に見てもらうのには適しているかもしれません。
これからは4Kカメラを導入して、SDカードに4Kで収録を残しておきながら、ライブ配信は4Kで入力、HDで配信なんていうのも可能になっていくのかな。というか、JUNSが可能にします!
実験の成果を反映させた製品情報や新しい検証結果はここやFacebookなどでお知らせしていきますねー。
sudo