Radeon HD 5870 3Way CrossFireX は 世界最速か?
GPUをエンコードやビデオ編集そしてスパコン代わりに流体等の複雑な演算に使う。
具体的にはNVIDIAがCUDAの名で始めたGPGPUというPCの新しい使い方は成功したと思う
少なくともH.264やAVCHDといった高圧縮ビデオを扱う分野では既にCUDAは前提と言ってもいい
OpenGLもPhotoShopCS4で積極的に活用され呆れるほどの高速化を果たし世界中が驚いた
また日本最速のスパコンである東工大のTSUBAMEはGTX280を大量に使い高速と低価格を両立させた
ご存知の通りWindows7のDirectX11やSnowLeopardのOpenCLではOSにVGAで計算させるAPIが追加された
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もはやVGA(ビデオ・グラフィック・アクセラレータ)との呼び名もずれてきた感じで
開発も複雑になり、3カ月おきに新商品が出ていた数年前と比べると少し寂しいが
VGAのフルモデルチェンジを期にPCを新調されるお客様は今も多いし
仮想世界を具現化してくれるVGAがPCパーツの花形であることに変わりはない
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なのでHD5870の登場を聞いた時は胸が躍った
1枚で2.7TFLOGSなんていうGTX285の3倍近くあるモンスター
また標準でDVIx2+HDMI+DisplayPortの4つのポートを持ち
3枚組み合わせて6枚以上のモニタを一つの大型モニターとして使えるという
業務用で12画面使えても3DがダメダメのQuadroNVSや
もはやニッチというかマニア専用と化したMatroxの3モニターを
超高速3Dグラフィックのまま30インチモニター6台で使えるなんて
VGAの根源的な使命である桁の違うバーチャルリアリティを体験できそうで
マーケットも久しぶりに商品の取り合いになるほど沸いた
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僕も今はCUDAの絡みでNVIDIAばかりだが
DirectX8.1〜9の頃はRadeon派だった
中でも9500Pro(パイプライン8本版)は思い出深い
NVIDIAの5800FXだったかを4万近くで買ったが
その半分の価格で買った9500Proのほうが速かった記憶がある
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また当時はブラウン管の時代で
ナナオの21インチを3台並べたりしていたが
Radeonは確かに色が綺麗だった気がする
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さて肝心のHD5870の検証テスト結果だが
昔4Way-CrossFireXで半年ほども苦労し結局諦めた記憶がある
今回は覚悟していた程でなかったが
やはりドライバーの完成度が低い
まぁNVIDIAも3WaySLIでは散々苦労したが
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HD5870も2Way-CrossFireXでは素晴らしく性能が伸びる
3DMARK06なんて1280x1024xアンチエイリアス無しだと3万近くのスコアが出るが
驚くことに一番重い1920x1200x8AAアンチエイリアスでも殆ど変わらずやはり3万近く出る
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ところが3Way-CrossFireXにしてもスコアは伸びない
僕の使い方が悪いのかもしれないが
やはりドライバの未成熟さが大きいと思う
なので今回のテストはあくまで参考として見て欲しい
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もしかしたら数か月後には倍くらいのスコアが出ているかもしれない
しかし「お勧めは2Way-CrossFireXかな」というのはなんとなくだが結論だ
まぁこれはSLIでも同じことが言えるのだが・・・
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■↓↓ CPU-Mather-Memory 共通設定
■↓↓ 3DMark06 1Way
■↓↓ 3DMark06 2Way
■↓↓ 3DMark06 3Way
■↓↓ Vantage 1Way
■↓↓ Vantage 2Way
■↓↓ Vantage 3Way
■↓↓ Sandra GPGPU
■↓↓ Sandra OpenGL
■↓↓ Sandra DirectX10.1
■↓↓ Sandra Memory
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VGAが性能競争してくれるのは
やっぱりうれしい
VGAには捕まると逃れられないような魔力というか魅力がある
来週こそWindows7でエクスペリエンスを測ってみよう
どうか7以上行ってくれますように!!