ATEM 4M/EにLiveCAMを食わせてみたら!(@神田ヒマナイヌスタジオ)
Facebookのネット配信部というグループの主宰者で、LiveCommandのユーザーでもあるヒマナイヌの川井さんとBlackmagicDesignさんの企画、「ATEM 4M/E お触り会」に参加してきました。
最大20系統のSDI入力を食い倒し、SuperSourceや複数のレイヤーで、いろんな画面構成を作って遊んでみようということで、うちのLiveCAM61を3名連れて参戦。
開催場所は、神田のヒマスタ(ヒマナイヌスタジオ)
弊社の山中は何度か遊びに行っているようですが、私は初めて伺わせていただきました。
クラフトビールマーケットが近くにあって、素晴らしく良い立地です!
4M/Eと LiveCAM
オペレーションは、Blackmagic JAPAN営業のアライさん。(ガッキー好き)
みんなで持ち寄ったカメラやHyperDeckからの録画データを12系統ほどつっこみましたので、ATEMの背面はこのような状態になっております。
配信アルアル。
ATEM 4M/Eの機能は、説明しだすとすごく長くなりそうな予感がしますので、また次回ということにさせていただいて。。
個人的には、クロマキーの抜き具合を今までは手動で細かく調整していく必要があったのが、4M/Eでは抜きたい場所をトラッキングして ある程度 自動でいい具合の抜け加減を作ってくれるのがいいなと感じました。このあたりの自動認識機能は、今後ますます加速するんでしょうね。素晴らしいことです。
なお、気になるLiveCAMとATEM 4M/Eの相性については、まったく問題ありませんでした。一発でHD-SDI(59.94i)信号を食っていただき、ほっと一安心。
イベントでは、LiveCAMの紹介も少しさせていただきました。
参加者のお兄さんにモデルになっていただき、Canon G20の映像に、LiveCAMのカラーコレクション機能を使用して、色を近づけているところ。
プロジェクターに移っているプログラム画面の右上が G20、左の絵がLiveCAMです。
SONYやパナ、Canon、JVC、BMDなど、メーカーによって、カメラの色味は若干異なるため、生の絵をそのまま使用するライブ配信の現場では、なかなか異なるメーカーのカメラを投入するのが難しいのが実情です。
そこで、LiveCAMの開発で最もこだわったのがカラーコレクション機能。(※カメラのみでは細かい色調整は行えません。オリジナルコントローラが必要となります)
他メーカーのカメラになるべく近づけて同じようなルックを作ることができます。
これはBlackmagicさんもこだわっているところですね。
撮影後の編集フローでは、DaVinciなどを使用してLogデータから好みのルックを作っていくグレーディング編集が徐々に浸透してきましたが、ライブ配信でもそういった遊び方をできてもいいんじゃないか(例えば、夜中のちょっとお色気な番組だったら、ピンク寄りのルックにしていくとか)とは弊社の山中談。
SDI出力がついたリモートカメラで158,000円という低価格が先行していますが、このあたりのこだわりについても、もっとユーザーさんにお伝えすべきなのだなぁと反省しました。新年度の最重要課題とし、今度はヒマスタでJUNS LiveCAM お触り会を開催できればなぁ、と思っています。
新しい機材にわくわく。みなさま、ほんとに良い顔してます。
なお、既存のATEM 2 M/E Broadcast Studio 4Kは、ATEMソフトウェア 7.3アップデートで4 M/Eと同等の機能にすることができます。
(が、フロントパネルのモデル名は 2M/Eのままなので、テプラで変更してください!とのことでしたw)
ATEM Production Studio 4K | Blackmagic Design
sudo