JUNS Blog

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55nm GTX260 登場 驚異の耐クロック性能



GTX295の噂の中で突然55nmのGTX260-216SPが発売されました



カードには一目で分かるよう「55nm216SP」の表記がありますが
商品パッケージは全く昔と同じなので買う場合はお店の人に確かめた方が良いと思います

しかし実際にはもう65nmは作っていないので
よほど回転の遅いお店でない限り55nm品だと思いますが
もしかしたらまだ65nmの売れ残りがある可能性はあり得ます



開けるとGPUだけでなくメモリも小さな物になり??
(ハイニッククスからサムスンに変わっている)
全てが表面に配置されて冷却しやすくなっています

この青い基盤は7950GTの頃、バルクで見たことがあるだけで
NVIDIAのハイエンドとしては珍しく感じます

RADEONも発売したての純正基盤の頃は赤で
一定の時間がたつと同じ青の基盤なりますが

GeForceハイエンドの初物は必ずNVIDIA純正基盤だったので
この基盤もNVIDIA純正と思いますが
先代の65nm物と比べるとかなり価格競争力のある作りになっている感じがします
RADEON4800に取られたシェアを安くしてでも本気で奪い返す
そんなNVIDIAの決心の一つなのかもしれません

裏面はメモリ実装が無くなり同時に放熱カバーも必要無くなりましたし
GPUシュリンクされてコストは下がっているでしょう

かつて8800GTX(S)のシュリンク版として8800GTが出た後
9800GTXそして9800GTとして今も現行品で販売されているように
このG200BというGPUも長く長く使われていきそうな気がします

価格も2万円程度まで落とせる作りになっている感じがしますから
SLI普及の弾みになるかも知れません
たぶんGTX295よりGTX260二枚の方が安くて速いことでしょう

証拠に水冷化するとGPUのクロックは800MHzでも動きます

しかし現在の180ドライバーでは満足出来るスコアが出ません
3WaySLIでP3万程度です
既にネットでは181が流れていますが
年明けGTX295発売の頃には
かなり良いスコアをお見せできると思います

いつもグラフィックカードが新発売されたとき
悩むのはドライバーです